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2019年1月 6日 (日)

巧妙に隠した原発危機 島崎邦彦氏インタビュー

東京新聞 2019/1/1 こちら特報部より
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元原子力規制委員会委員長代理・島崎邦彦氏は、2002年7月10日、政府の地震調査研究推進本部・長期評価部会長として、報告書を作成しました。
「三陸沖~房総沖で海溝型地震が起きれば、日本海溝の周辺ではとてつもない津波地震が発生する。発生確率は30年間で20%」
しかし報告書は伏せられ、内閣府より圧力を掛けるメールが来ました。
「上の方と相談したところ問題が大きく…発表は見送るよう…強く申し入れる」
「地震の規模の誤差に十分留意すること」
そして、信頼性を削ぐような表紙を付けるよう要請してきました。
島崎氏は地震本部に激怒しましたが、報告書は内閣府の意図に沿ったまま、公表。

更に、2004~05年の内閣府・中央防災会議では、三陸沖~房総沖の北半分のみ津波対策を取ることとし、福島県沖を含む南半分は無視されました。
島崎氏は「南半分のほうが大地震が次に起こる確率が高い」と主張しましたが、「財政的に厳しい」としてこれを無視。

そのような判断にいつも関わっていたらしき人物が、現・愛知工業大学教授 横田崇。

東京新聞の取材に対し横田氏は、
「原発側は、原発周辺の狭い場所について、我々より詳細に地震や津波を調べていたはず。だから被害想定の検討対象から外した。」
原発側の予測が中央防災会議甘かった場合は?という問いに対しては、
「知らない。原発側の人に聞いてくれ」

島崎氏は、2018年に行われた、東電旧経営陣3名の業務上過失致死罪を巡る東京地裁の公判で、こう証言しました。

「僕が犠牲者に手を合わせても何の役にも立たない。金輪際、3・11を起こさないためには何が起きていたのかを話しするしか無い。」

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