伊方原発 停電で核燃料の冷却一時停止
四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)において、1月25日午後3時44分、外部からの電源が遮断され、原発内の電源が一時喪失するトラブルが発生。3号機の核燃料プールの冷却が43分間停止していた。
2月6日、四国電への取材で判明。プールの水温は電源喪失前の33・0度から34・1度に上昇した。規定の上限温度は65度。
3号機のプールでは、プルサーマル発電で使用したプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を含む1504体が保管されていた。
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核燃料プールの冷却が長時間止まれば、核燃料が高温になり、冷却水が蒸発し、溶融の恐れがあります。決して軽視して良い事故ではありません。
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